よく使われているヒルドイドはどうやって保湿効果を発揮しているのか

笑顔の女性

ヒルドイドはアトピー性皮膚炎による肌の乾燥を改善する方法として、治療を目的とした医薬品として医療機関から処方されています。最近では美容目的の利用が増えてきているなど、高い保湿効果に注目する方が増えてきています。ヒルドイドはマルホ株式会社で製造販売されている医薬品で、主成分にヘパリン類似物質を配合している特徴があります。ヒルドイドの高い保湿効果はこのヘパリン類似物質が大きく影響しており、乾燥に気になる部分に使用することで、肌に強い保湿力を与えるだけではなく、血行促進や抗炎症作用などの効果を与えることが出来る特徴を持ちます。こういった薬効が年齢を重ねることで目立ちやすくなった肌の乾燥肌や、加齢によるシワに効果的だとして、スキンケアにプラスする医薬品として利用する方が増えてきています。

保湿外用薬というと油脂性軟膏に分類される白色ワセリンなどが挙げられますが、油脂性軟膏は安価で購入することが出来るため手軽に使用できますが、軟膏自体が非常にベタつくので顔などに使用しにくいという声も少なくありません。尿素クリームやローションはヒルドイドと同じように保湿効果が高くベタつきが少ないため、乾燥の気になる部分に使用することが出来ます。ただ尿素成分は皮膚炎を起こしている部分に使用することで、刺激感を感じる可能性があることからデリケートな顔に使用することは難しいです。

ヒルドイドといったヘパリン類似物質を含んだ保湿外用薬は、従来の保湿剤と比較してもベタつきが少なく、少量でも伸びがよいので扱いやすく、そして保湿効果が高いといった良いとこ取りの医薬品になっています。ヒルドイドは現在クリームタイプやソフトタイプ、ローションタイプなど用途や使用する部位に合わせてタイプを選ぶことが出来る用になっていることも大きなメリットの一つです。特に夏場に軟膏を使用すると、ベタついて気持ち悪いと感じる方は多いので、サラッとしたクリームやローションは季節に合わせて使い分けることが出来ると人気があります。

ただ、配合されているヘパリン類似物質の特徴から、種類によっては肌に使用した時にわずかにニオイがあるので使用する際には沢山着けすぎないように注意が必要です。ヒルドイドを使用する場合、乾燥した部位など広い範囲には手のひらで伸ばし、湿疹のある部位や狭い範囲は指先で薄く伸ばすようにすることがポイントです。皮膚のしわにそって塗り拡げると保湿成分が浸透しやすくなります。基本はお風呂上がりなど肌を清潔にした後に使用すれば、体の表面の水分を閉じ込める効果もあるので、しっかり乾燥から肌を守ることが出来ます。

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